【事例集】飲食店
売上高・原価率改善と管理強化による業績改善
赤字が続き、資金繰り難に陥っていたため、まずは銀行と交渉を進め、リスケジュールを行いました。
赤字解消のため原価率改善に取り組み、取引先に対して仕入れ価格引き下げの交渉を進め、全体として2~3%の粗利益率改善に寄与しました。
また、正確な粗利額を算出するため、毎月末に実地棚卸を実施し、
閉店後に数時間かけて仕入食材や飲料など全ての商品・材料の棚卸を行いました。
売上を伸ばす方策としては、客数増加策を検討し(元々単価は若干高めであった)、特に既存客の増加を狙ったキャンペーンを打ち出しました。
さらにブログを週に2~3回のペースで更新し、季節の料理の紹介やこだわりの食材についてアピールを進めました。
こうした取り組みが功を奏し、翌年度からは黒字回復しています。
管理面では、主に以下の体制を構築し継続的に確認・対策の検討を行いました。
- 資金繰り実績確認・予定検討
- 過去5年間の売上高・粗利額・粗利率推移
- 変動損益計算書による予実績管理(週次・月次)