【事例集】経理体制再構築支援
経理社員退職に伴う経理業務の抜本的見直し
経理体制
経理担当が退職することとなり、それを機会として経理業務を見直すことで業務の簡素化と大幅な効率化を図ることとなりました。
最初に2ヶ月程度かけて現状の業務内容と業務の進め方を詳細に確認。
事業が多岐に渡る会社であったため、各々の業務について経理がどのように関わっているのかを中心に確認を進めました。
その際、業界特有の販売・サービス管理システム、独自で利用しているエクセルの管理表についても入力内容や活用状況を確認しました。
一通り内容を把握し、経理業務の問題点を洗い出しました。
それを踏まえて、取り組みの方針を無駄の削減と効率化に焦点を絞り込みました。
具体的な取り組みとして、業務の進め方の見直しと共に、管理表についても見直しを進めました。
エクセルの各ファイルに対して、ボタン一つで作業が完了するようにしたり、仕訳入力が一発で可能となるように変更しました。
これらの見直しにより仕訳入力の件数を大幅に減らすことができ、業務効率が飛躍的に向上しました。
また、仕訳入力の方法についても見直しを図り、同様に効率化を図っています。
細かい部分ですが、補助科目の取り方一つでも効率は全く変わってきます。
最終的には経理業務の1ヶ月の流れをスケジュール化してまとめあげ、作業進捗の確認も一目でできるようにしました。
結果として経理の業務は3分の2程度にまで削減でき、たまりがちだった作業もなくなり時間に余裕が生まれるまでになっています。