トップページに表示

【事例集】返済リスケジュールの支援

グループ5社分まとめてのリスケジュール

グループで5社を運営している会社のリスケジュール事例です。

 

各社での資金管理が明確に行われておらず、足りなければ別会社からお金を移し・・・ということをしていました。

お金の流れを明確にするためにもリスケジュールをするのであれば5社まとめて行う必要がありました。

 

当初、社長と二人で銀行を訪問し、5社分の現状分析・今後の取組事項などと合わせて数値計画を提出しました。

しかし、各社の決算時期に合わせた事業計画書を5期分、資金繰り表については各社とも向こう1年分と全体の合計を求められました。

それに加えて、各社の借入状況と返済計画の資料を一覧形式で見られるように修正してほしいとの要望を受けました。

 

資金繰りに余裕がない状況であるため急いで書類を整える必要があり、尚且つ要望に添った形に修正して、改めて銀行を訪問。

数字についての説明はすべて当社で行い、その後も銀行担当者とやりとりを重ね、条件変更契約締結となりました。

 

後日、金融機関の担当者と話したところ、あれだけスピーディーに的確な資料を用意してもらえていなかったら今回のリスケジュールは難しかったかもしれない。

また別件で困ったことがあったら相談させてもらうかもしれないのでその時はお願いします、とのことでした。

【事例集】資本性ローンの活用

資本性ローンと長短借入金の調整で資金繰り安定へ

資本性ローン

資本性ローン

長年にわたってリスケジュールをしていた会社の事例。

 

業績が回復してきたため出口に向けた提案を銀行から受けました。

提案内容としては以下の通りです。

・既存借入分の借り換えに加えて追加で1500万円の融資。

・その内5000万円は所要運転資金の対応として短期継続融資として活用し、残りは20年の長期返済とする。

・日本政策金融公庫から資本性ローンで1500万円の融資。

 

資本性ローンとは、5年・10年など長期間に渡って借りっぱなしで返済の必要がなく、その他の際立った特性とを合わせて

金融機関によっては「借入金」ではなく「自己資本」とみなすことができるという特徴があります。

これにより債務超過が解消され、債務者格付けも向上し正常先に返り咲くことができるということです。

また、所要運転資金とほぼ同額分については短期継続融資となるため毎月の返済はなくなり、

長期借入金も毎月の返済額を抑えることができて資金繰りに余裕が生まれます。

この提案を受け、必要となる事業計画書を社長と綿密に打合せをしながら作成しました。
日本政策金融公庫からは決算書の内容などについて細かな質問を受けましたが、経理担当と連携を取りながら対応。

無事リスケジュールの解除と共に資本性ローンを受けることに成功し、
資金繰りの安定化と財務体質の強化を一気に進めることが出来ました。

【お客様の声】京都府 運送業

親身になって対応頂いていることを実感しています

お客様の声202312

【お客様の声】京都府 運送業

非常に相談しやすい雰囲気があります。

どんな時でも、しっかりと話を聞いてくださり

心の拠りどころとなっています。

ただ単に受け入れるだけではなく時には耳の痛いご指摘も

頂戴します。親身になって対応頂いていることを実感しています。

 

以前、弊社では損益をみるための表をエクセルで作成していたのですが、

正直言って、それを十分に活かせていませんでした。

その表を有効活用できるように改善して頂いたおかげで

経営者だけでなく、従業員も数字に意識を向けることができました。

その結果、経費削減を実現することが出来ました。

【事例集】経理体制再構築支援

経理社員退職に伴う経理業務の抜本的見直し

経理体制

経理体制

経理担当が退職することとなり、それを機会として経理業務を見直すことで業務の簡素化と大幅な効率化を図ることとなりました。

 

最初に2ヶ月程度かけて現状の業務内容と業務の進め方を詳細に確認。
事業が多岐に渡る会社であったため、各々の業務について経理がどのように関わっているのかを中心に確認を進めました。
その際、業界特有の販売・サービス管理システム、独自で利用しているエクセルの管理表についても入力内容や活用状況を確認しました。

 

一通り内容を把握し、経理業務の問題点を洗い出しました。
それを踏まえて、取り組みの方針を無駄の削減と効率化に焦点を絞り込みました。

 

具体的な取り組みとして、業務の進め方の見直しと共に、管理表についても見直しを進めました。
エクセルの各ファイルに対して、ボタン一つで作業が完了するようにしたり、仕訳入力が一発で可能となるように変更しました。

これらの見直しにより仕訳入力の件数を大幅に減らすことができ、業務効率が飛躍的に向上しました。

また、仕訳入力の方法についても見直しを図り、同様に効率化を図っています。
細かい部分ですが、補助科目の取り方一つでも効率は全く変わってきます。

 

最終的には経理業務の1ヶ月の流れをスケジュール化してまとめあげ、作業進捗の確認も一目でできるようにしました。

 

結果として経理の業務は3分の2程度にまで削減でき、たまりがちだった作業もなくなり時間に余裕が生まれるまでになっています。

【お客様の声】兵庫県 建設業

しっかりとした会社運営をしたい!と思いました

兵庫県建設業お客様の声

私自身、会社数字を気にすることが多くなった。

経営をすごく軽く考えていました。全てを周りの人々に任せて、仕事だけすればよいと考えていました。

大村さんと出会い、少しずつで申し訳ないのですが、しっかりとした会社運営をしたい!と思いました。

 

会社が良くなれば、今度は失敗しない経営のアドバイスを受けていきたいです。

【お客様の声】滋賀県 内装工事業

リスケジュール中に融資を受けられました

内装工事

内装工事

工事が多い時と少ない時と波があり、元々資金面で余裕がなかった時に取引先が売掛金を支払わず逃げてしまったため、

一気に資金繰りが厳しくなりました。
資金繰り表の付け方も自己流で、結局何がどうなっているのかよく分かっていませんでした。
そんな時に大村さんに見てもらうようになりました。
先の予測ができるようになったことが、精神的にどれほど助かっているか。
先日は、どうしてもお金が足りないという時に、大村さんの提案で銀行へ行き、資料を見せながら説明をしてもらいました。
するとリスケジュール中にもかかわらず、融資してもらえたんです
これがなかったら会社は今頃どうなっていたか分かりません。
財務面に限らず、会社全体を見渡したうえで今後の方向性についても提案していただき、今、会社は大きく変わってきています。

【事例集】売掛債権担保融資

売上高急増に伴う必要運転資金増大へ対応

現在リスケジュール中で新たな融資が望めない中、新規事業が一気に立ち上がったために所要運転資金が大幅に増加しましたが、そのため資金繰りが一気に悪化。

取引先への支払繰延対応も検討しましたが限度があり、売掛債権担保融資の申込みを検討しました。

 

わずか2週間程度での融資をお願いしたい旨を申し出たため、

極短期間の間に先方から資料の提出と状況確認を求められましたが、
社内の経理担当では対応が困難と判断し、当方にて対応を引き受けました。

 

詳細な聞き取り調査に事細かに応じ、必要資料は入力方法を経理担当に伝えて用意してもらった結果、

素早い対応が功を奏し1,000万円の融資に成功しました。

 

聞くところによると、融資の申込みは多いが実行に至るのはわずか数十社程度で、

詳細な聞き取り調査や資料提出依頼に対応しきれない企業が多く、早い段階で脱落するとのことでした。

【事例集】消費税の分納交渉

消費税滞納による差押予告通知を受けての分割支払交渉

こちらのお客様は資金繰り難が続く中、消費税の支払いを数年にわたって曖昧にしていました。

税務署からは支払の督促が何度も来ていたはずでしたが、経理担当が適当な対応を繰り返していたため、遂に差押予告通知が届いてしまいました。

それによって初めて社長が知ることとなり、最優先で対応する必要に迫られ、税務署には社長と二人で訪問。

当然ながら今までの適当な対応によって、税務署側の心証は極めて悪い状況から交渉は始まりましたが、社内の事情を説明し、資金繰り計画を見せながら落としどころを探りました。

 

資金繰り計画を数度見直し、最終交渉に伺った際、「これでは話にならない。もう結構です。お帰り下さい。」と一蹴される事態となってしまいました。

このままでは事業継続に重大な影響を及ぼすため、引き下がるわけにはいかない。

「私共も真剣に考えて資金繰り計画を作っています。では、毎月〇万円ずつの支払いということではいかがですか。厳しいのは百も承知ですが必ずなんとかします。もし一度でも支払えなければ、即刻差押えしていただいて結構です」と申し出ました。

最終的にこちらの熱意が通じて無事決着となり、事なきを得ました。

その後、資金繰り予定を細かくチェックしながら支払を進めていき、無事完納することができました。

【事例集】金融機関との連携による管理強化

競合店の出現で資金繰り悪化に対処する飲食店

当初は売上高の低迷に対して、主に販促策の検討により対応していました。

しかし、半年ほどの間に近隣に競合店が3店現れ、状況は一変。

 

徐々に顧客は戻ってくるものの、競合店が出店してから数ヶ月間は前年同月比数十%もの売上低下を余儀なくされ、資金繰りが大幅に悪化する状況となりました。

それまで食材の仕入は成り行きで料理長の思うように注文していましたが、メニューの見直しと、資金繰りの観点から仕入発注タイミングの調整を行いました。

さらに資金繰りの急激な悪化から、銀行だけでなくリースについてもリスケジュールに取り組みました。

しかしリース会社から2年目のリスケジュールは拒否されたため、メインの取引銀行が肩代わりをする形でリース会社へ全額を支払い、以降、銀行と二人三脚で業績改善に取り組むことになりました。

クライアントへの訪問時には午前中に取組結果の確認、予実績表による詳細な確認、今後の取組について綿密に打ち合わせを行い、午後から必ず銀行へ訪問して報告を行うこととしました。

年度初めには銀行の会議室を借りて、銀行・顧問税理士を交えて過去の推移説明と今後の取組について説明を行い、全面的な支援を要請。
強固なバックアップ体制を築きました。

【事例集】計画策定と金融機関連携

後継者育成も見据えた計画作成で金融支援を取り付ける

業績改善と併せ社長からの承継を見据え、息子である専務を経営者として一人前にするという課題に取り組みました。

打ち合わせはほぼ専務と行い、必要に応じて社長にも同席してもらう形式を取りました。

自社の状況、外部の環境、取引先の動向等を整理した上で今後の進むべき方向性を決めました。

その上で投資計画・要員計画等も踏まえて10年間の数値計画を作成し、次年度分については月次での計画も作成しました。

また、営業の管理用に案件管理・商談管理表を作成、定期的に会議を行い、目標達成に向けてチーム一丸となる環境整備を進めました。

上記の経営計画は数十ページに及び、取引金融機関に集まってもらった上で説明し、
この計画の元で進めていく前提で金融支援の約束を取り付けました。

不明点や不安点などは、
お気軽にお問い合わせください。

このサイトを広める