コラム

目標の考え方について整理する

株式会社原田教育研究所の原田隆史先生のブログでとても印象に残ったものがありましたので、紹介したいと思います。

以前にもこの方の書籍から紹介したことがあるのですが、、、

考え方然り、それを実現するためのメソッド然り、100%オススメです!

前回ご紹介したコラムはこちらです。

https://www.ascentlead.co.jp/blog/415/

 

印象に残ったブログというのは、「未来を描くということ」というタイトルです。

未来の描き方にとどまらず、短期・中期・長期の目標についての考え方にも触れられています。

目標についての考え方を整理できる内容になっています。

ちょうど、時間的な概念について書きたいなと思っていたところで、自分にとってもタイムリーな内容だったんです(笑)

 

 

長期的な視点で未来を描き、短期・中期の視点で目標を設定する

 

一言で言ってしまえば、

長期的な未来を描く、短期・中期の目標の手入れをする

ということになります。

 

これが印象に残ったのは、クライアントとの打ち合わせで同じような経験をしたからなんです。

その会社は5年ほど前から赤字が続き、債務超過に陥っていました。

必死の努力で黒字化できたのですが、まだ債務超過は解消できていません。

そんな中、来期の計画を検討していました。

そこで、改めて10年後のあるべき姿を話してもらったんです。

そこから引き戻してきて、3年後までにどうする。

そのためには、来期の利益は絶対に○○獲得する。

そのためには、、、と人材や部門ごとの取組み等、具体的で強い意志のこもった計画ができあがりました。

いきなり来期の計画だけを検討していたら、こうはなっていなかったと思います。

極端な場合、途中で面倒くさくなって適当な数字を当てはめて終わらしてしまうことだってあり得ます。

 

ブログの主な要点をまとめてみます。

 

○長期的な目標とは「夢を描く」のではなく「未来を描く」ということ

「こうなったらいいな」ではだめだということです。

絶対やらなければならないから目標だということです。なので、断言しないといけない。

断言するには覚悟が必要です。

でも、やるしかないと覚悟を決めることでモチベーションがわいてきます。

 

○短期・中期の目標は定期的に手入れをする

手入れとは、目標の上方修正、行動の見直しということです。

この欄で何度も書いているシミュレーションはこの部分と重なります。

 

○描いた未来を実現させるために短期・中期目標を確実に達成する

ブログではあまり触れられていませんが、重要な点です。

短期・中期の目標はあくまでも描いた未来を実現させるためのハードルです。

これを見失うと、何でもいいからやってしまえ、ということになりかねません。

そうなってしまうと短期的には成功できても、長い目で見ると必ずしっぺ返しを食らうことになります。

 

どうでしょうか。

短期・中期・長期の目標の考え方と、それぞれの関係性についてある程度整理できましたか?

 

興味を持たれた方は、ブログの原文をぜひ読んでみてください。

http://harada-educate.jp/mail-bu/未来を描くということ.html

 

そしてあなたも、5年後自分は(自分の会社は)どうなっているのか、

「こうなったらいいな」ではなく「こうなっている」と断言する形で描いてみてください。

 

 

目標や計画の検討はアセントリード株式会社までご相談ください

 

- 大村剛史

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