売上高交際費率2018年度版
投稿日:2020.08.03
中小企業庁から令和元年中小企業実態基本調査(平成30年度決算実績)の確報が発表されました。
毎年のことなのですが、今回も公表データを元に財務分析指標を集計してみました。
そのなかから、売上高交際費率(売上階級別)の最新版を掲載します。
2018年度版です。
今回の調査対象の時期は、景気拡大が終わる頃にあたります。
企業業績も同様に拡大が頭打ちとなる頃にあたり、全体としては業績が良い時期と捉えても差し支えないと思います。
この表では単年度分しか掲載していませんが、過去のデータと比較していただくと多くの業種で交際費率は上昇しているのが分かります。
業績がいいと売上の伸び以上に交際費は増える傾向にあるようです。
ということは2019年度の交際費率は低下するのでしょうか。
そして、どん底の2020年度はどのような状況になるのでしょうか。
想像するだけでも恐ろしいですが、確報が出るのは2年後です。
交際費率は高いからダメ、低いから良い、という単純なものではありません。
とはいえ、他社はどの程度使っているのかを知って、自社と比較するのは重要なことです。
その上で使う費用を統制していってください。
− 大村剛史
過去の記事です。
売上高交際費率2015年度版 https://www.ascentlead.co.jp/blog/499/
売上高交際費率2016年度版 https://www.ascentlead.co.jp/blog/2016/
売上高交際費率2017年度版 https://www.ascentlead.co.jp/blog/2017/