危機管理 = 予測、シミュレーション、準備
投稿日:2016.12.07
原田隆史という方の「達成する人の法則」という本を読みました。
目標達成のための心構えや取り組みなど一連のものを原田メソッドとして提供しており、ユニクロなど有名企業でも取り入れられているようです。
そして、私が今でも学び続けている株式会社ビジネスブレークスルーの大学教授も勤めておられるとのことです。
テレビにも時々出ておられるようですが、テレビというものをほとんど見ないので全く存じ上げませんでした。
この本にはDVDも付いているのですが、まだ見ていません。
でも、本を読む限り、とても熱い心を持った方だと感じました。
その上に、ツールや仕組みによって目標達成を現実のものとするのですが、その対象が個人にとどまらず、組織や社会全体にまで見据えたものになっているところに共感を覚えました。
そして、私が最もピンときたのは危機管理について書かれた部分です。
おそらくこの本の最も重要な部分はもっと他にあるのだろうと思うのですが、私はこの部分を読んで思わず「おお〜っ」と唸ってしまいました。
引用してしまっていいのかな?
パフォーマンスを上げるための危機管理
危機管理の法則とは、最低最悪の状態を予測し、最高の準備で臨むと、平常心が生まれて楽観的に対応できるということです。
・・・別の言葉、「予測」と「準備」という言葉で伝えるようにしています。「すべては予測やで」「シミュレーションやで」「準備やで」「その精度を上げることによって、パフォーマンスは確実に教育の中で上げることができるよ」・・・
まさに私が事業運営に当たって重要だと感じていることそのままです。
「予測」「シミュレーション」単語まで100%そのまま。
ぴったりそのまますぎて鳥肌が立ちました。
そうなんです。
教育上のことでも、スポーツでも、企業経営でも、パフォーマンスを上げるための考え方は同じはずです。
会社に当てはめてみます。
まず目標を立てる。それを予算化する。
毎月、予算と実績の差異を確認しながら何が良いのか何が悪いのか、そして今後にどう活かすのか考える。
期末までのシミュレーションをして、何をどの程度やれば目標に到達できるのか。そのためにどういう取り組みが必要か検討し、実行する。
このシミュレーションがどれほどの効果を及ぼすかということは、既に私のクライアントで実証済みです。
頭をフル回転させて、どうやって目標を達成させるかを考える材料になります。
そして、絶対に達成してやるという気持ちがわき上がってきます。
このことについては以前にも書いていますので、こちらも読んでみてください。
https://www.ascentlead.co.jp/blog/362/
あまり宣伝は得意ではないのですが、、、
シミュレーションと予実績管理を一発で可能にするツールはこちら
https://www.ascentlead.co.jp/tools-provided/
− 大村剛史